猫の夜運動会とは

猫と暮らし始めたビギナーさんにありがちな悩みとして挙げられるものに”猫の夜の運動会”というものがあります。夜中に急に何かのスイッチが入ったかのように猫が家中を暴走して、棚やテーブルに飛び乗って大騒ぎをする、あの行動です。

 

そのせいで飼い主が夜に落ち着いて眠れないなどの悩みを抱えてしまうケースがよくあります。

 

猫が夜に暴れるその理由

 

そもそもこういった猫の行動は、猫本来の習性と現代社会での猫の生活習慣や環境が原因になっていると考えられています。

 

具体的に述べるとすれば、以下の3つです。

 

1.猫は、夜行性なので夜に活発化する。

 

2.飼い主が仕事に出かけて留守の間、猫はずっと寝ている。

 

飼い主の帰宅後、嬉しくてはしゃいでしまうのです。特に留守中にケージに入れられている猫の場合は、夜中が猫の自由時間となります。

 

3.完全室内飼いで運動不足の状態にある。

 

昔は猫は、外と家の中を自由に行き来出来る環境で暮らしていました。昨今は、野良猫との喧嘩による伝染病の感染防止や交通事故に遭遇しないようにといった配慮から、完全室内飼いが理想とされているという背景が影響しています。

 

夜の運動会をさせないための対策と猫への影響

猫の運動会をさせないためには、猫も夜に眠ってもらう必要があります。そのためには、日中や飼い主が帰宅した夕方から就寝前の時間に猫に運動をさせることが一番の解決方法です。

 

例えば、猫じゃらしなどで猫を遊びに誘ったり、おもちゃをポン!とほおり投げてそのおもちゃで狩りごっこをさせたりするのです。

 

昼間の飼い主が留守の時間帯であれば、市販の猫が喜ぶおもちゃで遊んでもらうのもひとつです。電池式でぐるぐるとパイプ状のレールの中をネズミが駆け回るものや、蝶々のようにひらひらと回転するおもちゃなど、色々なものがあります。まずは安全性に配慮するため、休日に一人で遊ばせて、問題がなければ、留守の間にそのおもちゃで遊んでもらうようにします。

 

こうして昼間猫が起きていれば、夜中は眠るようになりますし、就寝前の時間に運動をして体力を消耗させれば、猫は夜中に疲れて眠るようになります。

 

かといって極端な昼夜逆転は、夜行性の猫には好ましくありません。猫は一日16時間も寝る動物ですので、飼い主の留守中におもちゃを用意するにしても、猫が眠くなった時には落ち着いて休息出来る環境も用意しておいてあげてください。