猫が爪とぎする3つの理由

ネコちゃんが爪とぎしている光景は、よく目にするものです。飼い猫だけでなく、野良猫も念入りに爪とぎをします。では、ネコにとって爪とぎとは、どんな意味があるのでしょうか。

 

理由1:身だしなみを整えるため

人間も身だしなみとして、定期的に爪の手入れをします。ネコちゃんが爪とぎをする1つ目の理由は人間と同じく、身だしなみを整えることです。爪を研ぐことで古くなった爪を削り、あたりしい爪が生えやすくします。

 

同時に爪を研いでおくことで、喧嘩などで爪を出したときに鋭い爪で相手を攻撃し、自分の身を守ることができます。

 

理由2:ストレス発散

2つ目には爪とぎをすることでストレスを発散し、気分転換をしています。

 

理由3:マーキング

この他に、特にオス猫には重要な目的があります。自分の縄張りを示すためのマーキング作業です。この時ネコちゃんは、より高い場所に爪痕を残そうと頑張ります。高いところに爪痕があると、他の猫が来た時に、ここの縄張りは大きな猫が管理していると思わせるためです。

 

家に住んでいる愛猫のためには爪とぎ場所を作ってあげよう

では、家に住んでいるネコちゃんには、どのように爪とぎ場所を準備してあげるとよいでしょうか。一番手軽な方法は、市販の段ボール製の爪とぎです。丈夫な箱入りもあれば、別売りでプラスチック製のケースもあります。

 

箱やケースを組み合わせて爪とぎ場所を準備してあげると、研ぎカスが散らからず掃除が楽になります。また、多くの段ボール製爪とぎには「またたび」の粉が付属しています。段ボールの爪とぎにふりかけてあげておくと、よいストレス発散場所になります。

 

家具や壁、柱など高い場所に爪を研ぎたがるネコちゃんには、壁などに貼り付けられるタイプの爪とぎが、ネットを中心に販売されています。また、逆に爪とぎをしてほしくない場所に貼るためのフィルムもありますので、このようなグッズを組み合わせてあげると、上手に爪とぎ場所をコントロールできます。

 

完全室内外の猫ちゃんは爪切りをしてあげる必要あり

次に、最近では家からは全く出ない、家ネコが増えています。昔、自由に外出していた時は、コンクリートや岩場などを上り下りするときに自然に爪が消耗し、爪が伸びすぎないようにコントロールできていましたが、家の中はそのような硬い場所がないので、爪とぎしても爪がどんどん伸びてしまいます。

 

多くの方が勘違いしているのは、ネコは爪を研いでいるのであって、切っているのではありません。研ぐという事は、爪を鋭くしているだけなのです。なので、外出しない家ネコには定期的に爪切りをしてあげましょう。

 

伸びすぎた爪を放置しておくと、カーペットなどの布製品に爪が引っ掛かり、最悪爪が折れてしまう事があります。ネコちゃんの爪は人間の爪と違い、血管と神経があります。爪にある血管は止血しにくいので、仮に爪が折れてしまうと出血多量を引き起こすことがあります。

 

愛猫の爪を切る時の注意点

では、ネコちゃんの爪をどのように切ってあげたらよいのでしょうか。

 

まずは、ペット専用のハサミの形をした爪切りを必ず準備してください。人間用の爪切りでは、爪を折ってしまう事がありますし、通常のハサミでも同様な事を引き起こす原因になります。

 

次にネコちゃんの手を持って切りたい爪の上あたりを押すと、簡単に隠れていた爪が出てきます。爪先の白くなってとがっている部分を、ペット専用爪切りのかけている部分で挟むと、簡単に切れます。

 

ただし、人間が爪を切る時とは違って、神経が通っているので痛みが走り、暴れるネコちゃんもいます。どうしても爪切りをうまくできない場合には、動物病院に相談するとよいでしょう。